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語源

2013年11月24日 (日)

ステーショナリー補足

10月9日の「ステーションとステーショナリー」補足です:

  「静止している」を意味する形容詞は「sationary」。「文房具」を意味する名詞は「stationery」。「a」と「e」が違います。

 ところが「Yahoo USA」で出てくる文房具屋のスペルは、「stationary store」だったり「stationery store」だったりばらっばら。

 日本語でも間違って使っているうちにだんだんそれが普及してくるということがままありますが、これって英語版のそういうものの一つなのでしょうか?

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2013年10月 9日 (水)

ステーションとステーショナリー

 最近は文房具を「ステーショナリー」と呼ぶお店がけっこうあります。

 文房具を意味する「stationery」(ステーショナリー)と、駅を意味する「ステーション(station」。なんと「station」までスペルがいっしょではありませんか!というわけで調べてみました。

 二つの単語はもともとインドヨーロッパ語族で「立つ」を意味する「sta-」から生まれました(「スタンスとディスタンス」 2009.03.08参照)。この語源から 「何か(あるいは誰か)が立ち止まっている場所」を意味する「station」が生まれました。つまり駅(station)は「列車が止まっている場所」というわけです。

 では文房具はどうでしょう。

 中世ではほとんどの商人は行商で、一個所で店を構えて商売することは許されていませんでした。でもわずかですが同じ場所で店を開くことを許可された商売があって、彼らのことを「sationarius 」(同じ場所で商売する者)と呼んびました。この中に本屋も含まれていて、やがて彼らのことを「stationer」と呼ぶようになり、彼らが扱う商品を「stationery」と呼ぶようになったのです。また彼らは本の他に紙や筆記用具も売っていたので、「stationery」はこういった文具を指すようになったというわけです。

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2013年7月23日 (火)

ステインとステンドグラス

 
 歯ブラシのCMで歯の着色汚れを「ステイン」(stain)と呼んでいたのがありますね(今もやってる?)。さすがに日常会話では聞きませんが、ネットで検索してみると歯科衛生界(?)ではごく普通に使っているようです。

 ここで使われている「stain」は、「シミ」や「よごれ」と言う意味です。でもこの単語にはそんな汚いものだけではなく、「色づけ」と言った意味もあるんです。

 例えば「ステンドグラス」(stained glass)は、正確には「色づけされたガラス」という意味。

 こんな正反対のイメージを持つ言葉に共通点が見つかるのも語源をおもしろさです。

*ちなみに「ステンレス」(stainless)は「汚れ(stain)」+「・・のない(less)」で「さびない」というわけです。

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2010年7月21日 (水)

でも家のはやはりメスっぽい

 生徒さんと話していて、ペットの避妊の話しになりました。

 動物の避妊は「去勢する」を意味する動詞「neuter」を使って、「He/She is neutered」(家のペットは避妊済みです)などと表現します。

 この「neuter」、ラテン語で否定を表す「ne」と、「二つのうちのどちらか」を意味する「uter」から出来た言葉です。つまり「neuter」とは「二つ(オスメス)のうちどちらでもない」という意味なのです(おお~、なんかかわいそう)。

 そして同じ語源から生まれたのが、「中性、中立」を意味する「neutral」(ニュートラル)です。

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2010年5月12日 (水)

ヘリコプター

 わけもなくドラエモンの「タケコプター」が頭に浮かび、
「ということはヘリコプターは、「ヘリ」と「コプター」
に分かれるわけ?」と疑問が生じて調べてみました。

  「ヘリコプター」(helicopter)はギリシャ語で「螺旋(らせん)」
を意味する「helix」と、「翼」を意味する「pteron」を合わせて
できた言葉です。つまり「ヘリ・コプター」ではなく、「ヘリコ・プター」
に分かれるわけですね。

 ちなみに翼を持った恐竜に「プテラノドン」(pteranodon)
というのがありますが、この「プテラ」も同じ語源です。

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2010年3月20日 (土)

コスメとコスモス

最近は化粧品という言葉もすっかり「コスメ」というカタカナ語に変身。
これを英語で書くと「cosmetic」というスペルになります。

この語源はギリシャで「秩序」「秩序のある配列」を意味する「kosmos」です。
「秩序」は「整っている」ということで「美」につながるため、
この単語が「kosmein」(きれいに整える、飾り立てる)と変化し、
さらに「kosmetikos」(きれいに飾る技)となって、
今の「cosmetics」と変化してきたのです。

そしてこの同じ語源から「美しい」という名前がついたのが、
花の「コスモス」(cosmos)です。

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2009年9月 4日 (金)

一休み

 去年の9月に「語源」のカテゴリーを始めて1年、ここでちょっと小休止に入ります。意外なつながりを求めてこれからも語源探りは続けるので、再開をお楽しみに!

2009年9月 1日 (火)

セダンとプレジデント

 だいぶ前に車の「クーペ」について書きましたが(09-05-'08付け参照)、今回は「セダン」(sedan)の語源です。

 「セダン」(sedan)は人が乗るところだけ天井が高くなっていて、前後のボンネットとトランクのところが低くなったスタイルの車です。この「sedan」の語源は、ラテン語で「座る」を意味する「sedere」です。これがイタリア語で「イス」を意味する「sede」となり、ここから(ナポリで生まれたと言われる)「イスかご」をさす「sedan」となります。「イスかご」というのは文字どおり、イスに腰掛けるスタイルのかごのことです。当然天井も高くなるため、ちょうど真ん中の高さにかつぐための棒がついているのです。つまり前後に突き出た棒の間に、天井が高くなったシート部分があるわけです。ここから同じような形状の車を「セダン」(sedan)と呼ぶようになったのです。

 さてラテン語には「座る」を意味する「sedere」の頭に、「pra」をつけた「prasidere」という単語があります。「pra」は「前に」という意味で、「prasidere」は「(人々の)前に座る」が転じて「首長として働く」という意味になったものです。これが「prasedentamu」統治者)という名詞になり、現在の「president」(プレジデント、大統領)へとつながってくるのです。

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2009年8月11日 (火)

トーナメントとツアー

 実はこの記事は、春先のWBC(ワールドベースボールクラシック)からずっと保留になっていたものです・・・(プロ野球シーズンも終盤になってようやく)! あのちょっと変わったトーナメント方式から、「もともとトーナメントってなに?」と疑問がわいたのです。

 「トーナメント」のつづりは「tournament」。頭の部分を見ると「tour」ですね。そうです、これは旅行の「ツアー」(tour)と同じなのです。おまけに「tournament」の直接の語源は、馬に乗った騎士の決闘を指す古フランス語だったのです。なんかまったくつながりがわかりませんね。

 両者の語源はギリシャ語で「旋盤」を意味する「tornos」です。旋盤は加工するものを回転させて、固定した刃ややすりに押しつけることで形を整える機械ですね*。この「旋盤」(tornos)から、「旋盤で回す」を意味する動詞「tonare」が生まれ、これが広く全般的に「回す」を意味するようになって、さらに「torner, tourner」へと変化します**。そしてこれが古フランス語に渡って「周辺を巡る」を意味する「tour,tourn」になり、ここから英語の「周遊旅行」を意味する「tour」が生まれたのです。

 一方、広く全般的に「回す」を意味するようになった「tonare」からは、「ひっくり返す」(torneier)という単語も生まれています。これは「馬上の相手とつばぜり合いをする」と意味が広がり、ここから古フランス語で「馬にまたがった騎士の闘い」を意味する「torneiement」となります。これが現在の「tournament」(トーナメント、勝ち抜き試合)の直接の語源なのです。ちなみに「tournament」には、今でも「中世の騎士の馬上試合」という意味があります。

 「torneier」が「ひっくり返す」から「馬上の相手とつばぜり合いをする」と意味が広がったのは、おそらく「相手をひっくり返す」ということからだと推測されます。ただ旋盤で削るところを想像すると、平らな台の上で二つのものがぶつかり合うという図柄も捨てがたい、と1人想像しています。

*そんな昔に旋盤があったのか、と疑問を抱く方がいるかもしれませんが、英語のwikipedeiaで「lathe」(旋盤)調べてみると、なんと紀元前1300年の古代エジプトで生まれたものだったのです!。

**これが「turn」(曲がる)の語源です。

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2009年8月 9日 (日)

ブラジャーの語源

 1年ほど前に「ブラジャーの数え方」(2008年9月29日)について書きました。以来多くの方に「ブラジャー、数え方」という検索ワークでご来場いただいております(他のどの単語より多く)・・・! 

 ただ前回はストックがたまっていたこともあり、語源について考えるところまで気が回りませんでした。そこで遅ればせながら今回はあらためてブラジャーの語源です。

 ブラジャーの語源はギリシャ語で「上腕」(肘から上の部分)を意味する「brakhion」です。これがラテン語に渡って「腕」を意味する「brachium」となり、これがさらに「bras」(意味は腕のまま)となります。そしてこれが古フランス語に渡って「腕の防護具」を意味する「braciere」という単語になり、これがさらに「赤んぼうの袖付き胴着」を意味する「brassiere」へと転じ、そうして現在の「brassiere」までたどり着いたのです。「赤ん坊の袖付き胴着」がどういうものか想像がつかないし、袖付きのものから、袖なしのブラジャーへどうつながったのか、不明なところも多いのですが、流れとしてはそういうことなのです。

 胸を保護するものなのに、呼び名が腕の防具から派生しているのはなんだか不思議です(胸あるいは腹の防具の方が近いと思うのですが・・)。

 なお「ブレスレット」(braclet)や「上腕二頭筋」(biceps brachii)など、腕に関する英単語には今も「bra」を含むものがあります。

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