2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

ニール・サイモンの名ゼリフ

2009年6月 6日 (土)

ニール・サイモンの名ゼリフ15

Roy: As soon as that boy says "I do" and there's no one standing next to him,they're going to suspect something.

(ロイ:「新郎のやつが『誓います』って言ってるときに隣に誰もいなかったら、何か変だって周りはすぐに気づくだろうが」)

  ~「Plaza Suite」(プラザ・スイート)

 極度の緊張から結婚式直前にトイレに閉じこもってしまったミムジー。怒鳴って引っ張り出そうとする父親のロイを、「他のホテル客に聞こえてしまう」と母親のノーマがなだめようとする。「いつまで秘密にしておけると思ってるんだ」と言い返すロイのセリフがこれ。

  神父の前に1人神妙に立って「誓います」という図柄は、さみしくもおかしい。

~~~~~~~~~~~~~~~~
as soon as~:~するやいなや
"I do":(結婚式の)「誓います」。
next to~:~の隣に
suspect:疑う

*********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスンのみ)
http://homepage1.nifty.com/theater_game/
 

2008年10月 7日 (火)

ニール・サイモンの名ゼリフ14

Paul:We can't. We took a towel and two astrays. We're hot.

(ポール:「だめだよ、タオルと灰皿を盗ってきたじゃないか。つかまっちゃうよ」

~「Barefoot in the park」(裸足で散歩)

 今回も「裸足で散歩」から、訳しきれないユーモアを一つ。

 新婚旅行を終えてアパートに引っ越してきたばかりのポールとコリー。まだまだ新婚気分でいたいコリーは、もう一度ホテルに戻ろうと冗談で言う。それに対してポールが返したのがこの一言。

 どこがユーモアかというと、「We're hot」が英語でかけ言葉になっているのだ。2人は新婚なので「hot」なのは当然だが、「hot」にはさらに「指名手配中のお尋ね者」という意味がある。これは邦訳では出しようがない・・・。

*****************************************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスン)
http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年9月26日 (金)

ニール・サイモンの名ぜりふ13

Man: And may you soon have many extensions.

 ~「Barefoot in the Park」(「裸足で散歩」)

 これは日本語には訳しにくい、言葉遊びが入ったセリフだ。

 これは新婚夫婦のアパートに、電話を取り付けにきた電話会社の男が、去り際に新婦のコニーにかける一言だ。「extension」には「内線」という意味があるし、電話会社の人なので「内線をたくさんつけて下さい」とお願いしているようにも見える。しかし「extension」には発展や拡張といった、広がり伸びていくという意味合いがある。新婚夫婦の家庭から広がっていくものは家族、つまり子どもだ。つまりこれは電話の「内線」にかけて、「子宝」に恵まれますようにと言っているのである。訳には表せない小粋なセリフだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~

May +主語+動詞の原形:「どうか~でありますように」という祈願を表す。

*********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(プライベートレッスン)
http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年8月28日 (木)

ニール・サイモンの名ぜりふ12

Leo: Jesus, life was so simple when we were kids. No matter how much trouble you got into outside,when you got home you always got a cupcake.

(レオ:「まったく、子供の頃の人生はほんとシンプルだったよなあ。外でどんな問題があったって、家に帰ればおやつが待っていただんから。」

 ~「Chapter Two」(「第2章」)

 妻を亡くした作家のジョージと、バツイチ女優のジェニーのラブストーリーは、ニール・サイモン自身と2番目のマーシャ・メイスンがモデルとなっている。過去の傷を引きづりながらも、なんとか新しい愛に生きようとする2人とは対照的に、彼らを引き合わせたレオ(ジョージの弟)とフェイ(ジェニーの親友)の浮気は、ただの恋愛ゲーム。このセリフはストーリーの終わり近くでレオが言った一言。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
Jesus:強い驚きに使われる表現。日本語ではちくしょう、まったく、くそ、などと訳される。
No matter how...:たとえどれほどの....であっても
cupcake:カップケーキ

******************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスン)
http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年8月19日 (火)

ニール・サイモンの名ぜりふ:11

Evy: I's not better. It looks like I was punched in the eye and someone put make-up on it.

(エヴィ:「全然よくないよ。これじゃ目にパンチくらって、メイクしてもらいましたって感じ」)

  ~「The Gingerbread Lady」(「ジンジャーブレッド・レディ」)

 売れないクラブ歌手のエヴィは、アルコール依存症の治療を終えて10週間ぶりでアパートに戻ってきた。そんなエヴィを支えようと、前夫に引き取られていた一人娘のポリーが、半ば強引に押しかけてくる。仕事を見つけて立ち直ろうとするエヴィーだが、昔の友人関係からけっきょくアルコールに手を伸ばしてしまう。おまけに昔の男とケンカになり、顔まで殴られる。そんな自由奔放で無責任な母親と、しっかりものの娘の共同生活は決してスムーズにはいかないが、最後は明るい調子でストーリは終わる。上のセリフは物語の最後で、ポリーと前夫と3人で食事をしようと出かける直前のやり取り。ポリーがメイクでうまく痣を隠したというので、コンパクトでチェックして言った一言。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
was punched in the eye:目を殴られた。
put make-up on:化粧をする。

*****************************************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(プライベートレッスン)

http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年8月11日 (月)

ニール・サイモンの名ぜりふ:10

 Brian: Where did they catch your steak,Max?  

(ブライアン:「マックス、どこで釣れたものなんだいそのステーキ?」

 ~「Laughter on the 23rd Floor」(23階の笑い)~  

 1950年代の初頭、ラジオに変わってテレビが娯楽の王様として普及しはじめた時代。人気バラエティーショーでホストをつとめるマックスは、コメディー作家チームと上質な笑いを創っていた。しかしテレビ局はより大衆受けする笑いを求め、さらに放送時間の短縮まで要求して来くる。マックスは酒やクスリの力を借りてテレビ局のプレッシャーに立ち向かおうとするが、作家たちは彼の精神状態を心配する。「天井の夢を見ているのかと思ったら、目を開けたまま眠っていた」、「真夜中にキッチンで、くるみをハンマーぶったたいてる」など、マックスは自分の異常行動を説明する。仲間達はその一つひとつをやさしくサポートするように受け答えしていく。上のセリフは「食事をしていても、魚とステーキの違いさえわからないんだ」という一言を受けて仲間の1人が言った言葉。最後に相手の名前をつけて、いかにも心配している印象を強めているが、さすがにこの一言は気に触ったようで、マックスはブライアンをにらみ返す。名ゼリフとまではいかないが、微妙にずれたこういう一言もニール・サイモンの面白さだ。

*********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスン)

http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年8月 4日 (月)

ニール・サイモンの名ぜりふ:9

Oscar: I told you a hundred times,I can't stand little notes on my pillow. "We're all out of Corn Flakes,F.U." It took me three hours to figure out that F.U.was Felix Ungar.

 (オスカー:「枕の上にメモを置いておくのはやめてくれって、何度言ったらわかるんだ。『コーンフレークが切れてます、F.U.』だと? FUがお前の頭文字だって気づくまで、3時間もかかったんだぞ。

   ~「The Odd Couple」(おかしな2人)~
 
 妻に逃げられたオスカーは、妻に追い出された親友のフェリックスを部屋にすまわせてやることにする。しかし2人の性格は正反対。潔癖性のフェリックスのすることなすことすべてが、ずぼらなオスカーには気に触る。恒例のポーカーを台無しにされ、せっかくのデートも邪魔されて、オスカーのイライラがついに爆発する。アメリカでは演技レッスン用のシーン集というのが数多く出版されているが、これはそういった本によく収録されているコメディの名場面だ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
can't stand:がまんできない、耐えられない。
out of~:~を切らしている。
took me three hours to...:...するのに3時間かかった。
figure out:わかる、解決する。

********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(プライベートレッスン)
http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年7月25日 (金)

ニール・サイモンの名ぜりふ:8

Borden: Mimsey?...This is Borden...Cool it!

  (ボーデン:「ミムジー?・・・僕だ・・・・いい加減にしろよ!」

   ~「Plaza Suite」(プラザスイート)

 ロイとノーマの娘ミムジーは、緊張のあまり結婚式の直前にホテルのトイレに鍵をかけて閉じこもってしまう。しかしロイは娘の気持ちよりも、招待客の方を心配する。そして何とか娘を引きずり出そうと、怒鳴り、なだめすかし、ドアに体当たりし、果ては窓枠を伝ってトイレに入ろうとまでする。しかしすべて失敗に終わり、肩を痛め、礼服は破れ、水浸しまでになってしまうのだ。万策尽きたロイは、とうとう新郎のボーデンを部屋に呼んで事情を説明する。それを聞いたボーデンは、トイレの前に立ってただ一言、上のように声をかける。そしてミムジーはあっさり出てくるのだ・・・。ボーデンが登場するのはこの一言だけ、かなりおいしい。

~~~~~~~~~~~~~~
cool it:頭を冷やせ=やめろ。
*********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスン)

http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年7月22日 (火)

ニール・サイモンの名ぜりふ:7

Mel: They didn't get the coffee? They left us the coffee? How come?

 (メル:「コーヒーは盗っていかなかったのか? コーヒは置いていったのか? なぜだ?」)

   ~「The Prisoner of Second Avenue」(二番街の囚人)

メルとエドナは、ニューヨークのアパートに暮らす中年夫婦。広告代理店に勤めるメルは、人生最悪の時を迎えている。不眠症に悩み、職を失い、おまけに空き巣に入られてしまったのだ。それも妻がほんの5分買い物に行っている間に、一切合切持って行かれてしまったのだ。家具、テレビ、スーツ、さらにはシェービングクリームやデンタルフロスまで。エドナは少しでもメルを落ち着かせようと、コーヒーを入れようとする。

 これは特におかしいセリフ、というわけではない。ただ身ぐるみはぐように盗んで行った泥棒が、コーヒーだけ残していくという設定が、いかにもニール・サイモンらしい。さらに"left us the coffee"という表現には、「二人のためにコヒーを残していってくれた」というニュアンスもあるので、よけいに悲哀を感じさせる(こういう微妙な表現の使い方が、本当にうまい)。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
leave +A(人)+B(名詞):AにBを残しておく。
How come:なぜ、どうして。

*********************************
大人の初心者専門の英会話レッスンin札幌(個人レッスン)

http://homepage1.nifty.com/theater_game/

2008年7月20日 (日)

ニール・サイモンの名ぜりふ:6

Stan: "They're all perfect. You'll be begging for a plain one."

(スタン:[ハリウッドに行けば]そこらじゅう完ぺきな女だらけさ。ブスがほしくてたまらなくなるくらいな。

     ~「Broadway Bound」(ブロードウエイバウンド)~  

 両親と祖父と一緒にブルックリンに住むスタンとユジーンの兄弟は、二人でコメディライターとして身を立てようと考えている。ある晩兄のスタンが興奮した様子で帰ってきて、徹夜で台本を書き上げようとユジーンを部屋に呼ぶ。ラジオ局に自分たちの台本を見てもらう約束を取り付けて来たというのだ。しかしユジーンには大事なデートがある。もし今夜彼女と会わなければ、永遠に彼女失ってしまう。今夜はどうしても譲れない。ユジーンにとって彼女こそ「パーフェクト」な女の子だからだ。そんな弟にスタンが言った一言がこれ。なおこの作品は、自伝三部作の最後を飾る作品である。

~~~~~~~~~~~~~~~~

beg for~:~を乞う、懇願する。

palin:平凡な、不器量な。

*********************************
大人の初心者専門の個人英会話レッスン(札幌)

http://homepage1.nifty.com/theater_game/